Story-物語

東京で生まれた「関東連合」という暴走族。
そのハジマリは、どこにでもいるような不良少年の集まりだった。
しかし、彼らが普通の暴走族と決定的に違ったのは、その強欲なまでの姿勢にあった。

「不良の世界で頂点になる」

彼らが目指したものは「一番」という「頂」だけだった。
暴走族を見つければ、必ず襲撃して制圧する日々。
街で幅を利かすチーマーやギャングも、次々に狩りの餌食になっていった。
たち以外の存在を徹底的に排除する姿勢は狂気じみてもいた。
こうして、関東連合の噂と悪評は、瞬く間に関東全域に拡散した。

「向かうところ敵無し」

そんな無軌道な最強集団が、いかにして生まれたのか?
成人しても尚、彼らが暴走族時代の結束を解こうとしなかった理由は何なのか?
裏ビジネスに手を染めながらも、なぜ華麗なる芸能界との人脈が生まれていったのか?
そして、なぜ“あの凄惨な事件”は起きてしまったのか?

失われていく友情と、いがみ合いながらも続いていく絆。
唯一無二の反グレ集団・関東連合。
これは、その真っ黒な花が、咲いて散りゆくまでの物語。